研究グラントには、プログラム・グラントと若手研究者のみから構成されるチームに限定した若手研究者グラントがあります。
プログラムグラント
プログラム・グラントは独立した科学者のチームに与えられ、科学者のキャリア段階は問いません。科学者のチームは共同作業を通じて新しい研究分野を開発することが望まれます。
又、若手の独立した研究者の参加を奨励しています。優先されるのは、生命科学分野の基礎研究として革新的な研究プロジェクトであり、その場合、予備的な結果は必ずしも必要とされません。申請者は各チームのメンバー数に応じて、チーム全体として最大45 万ドルまで申請できます。
若手研究者グラント
若手研究者グラントはメンバー全員が独立した研究室を与えられて5年以内の研究者(助教授、講師、助手またはそれに同等の研究者:(ご注意)ポスドクはメンバーとなることはできません)、また博士号取得後10 年以内の研究者から成るチームに与えられます。若手研究者グラントの申請は、プログラム・グラントへの申請とは別に審査されます。2006 年度助成分から申請額はプログラム・グラントに準じた額となりました。
2013年度研究グラントの募集要項はこちらをご覧ください。
※ 2013年度の募集を終了しました。
>>研究グラント詳細(PDF)
フェローシップには、長期フェローシップおよび学際的フェローシップがあります。運営支援国の研究者が他国の研究機関に行く場合、および非運営支援国の研究者が運営支援国の研究機関にくる場合を対象とします。
長期フェローシップ
HFSP の長期フェローシッププログラムでは、博士課程終了者が外国の優れた研究室で、現在の研究分野とは別の新しい研究分野へ移ることを目指した訓練を受けられるように助
成する事業です。長期フェローシップ開始は博士号取得から3 年以内でなければなりません。長期フェローシップでは、3年間で14万6千220ドル相当の生活費、年間4.925千ドル相当の研究費と旅費を支給します(年間4.68千ドル相当の家族(援助)手当あり)∗受け入れ機関が米国の場合。なお、2005年度から育児休暇に係るPARENTAL ALLOWANCE(生活手当+家族扶養手当相当、3ケ月を限度)を制度化しました。支援の3 年目(最終年)には本国へ帰ることもでき、状況によっては、2年間の延期の後に“3年目”の支援を受けることもできます。もちろん、3年目を本来の受入れ研究機関で使うこともできます。
学際的フェローシップ
2005 年度助成分より開始の制度で、生命科学分野以外(物理学、化学、数学、工学等)の若手研究者がさらに生命科学分野の研究経験を積もうする場合を対象としています。生命科学における科学的アプローチが複雑になるにつれて、科学者が複数の研究分野で幅広い訓練を受ける必要が出てきました。このため、博士課程修了者を対象とするフェローシップの申請者には、海外で研修を積む一方で、専門分野の大きな方向転換を図り、新しい研究分野に進出することが期待されています。助成条件は長期フェローシップと同様となります。
Next deadline: September 2011
>>フェローシップ詳細(PDF)
長期及び学際的フェローシップを受けている、あるいは受けたことのある研究者が、母国において独立したポストに付き、研究活動を行い活躍することを促進するものです。2000年以降の長期フェローシップの研究者を対象として、フェローシップ開始2 年目以降から終了後2年以内の
方が利用できます。キャリア・デベロップメント・アウォードでは、2~3年の間に総額300千ドルが支給されます(一部給与に使えます)。独立ポストの定義、取得時期等についてはガイドラインを参照、もしくはHFSPO本部にお問い合わせ下さい。
>>キャリア・デベロップメント詳細(PDF)
受賞者会合は、HFSPのグラント、フェローシップを一定の年度に受けた研究者が一同に会し、講演、ポスターセッション等を行う会合です(年1回開催)。これまで、トリノ(イタリア)(2001年)、オタワ(カナダ)(2002年)、ケンブリッジ(イギリス)(2003年)、箱根(日本)(2004 年)、ベセスダ(アメリカ)(2005年)、パリ(フランス)(2006年)、サザンコースト(オーストラリア)(2007年)、ベルリン(ドイツ)(2008年)、トリバンドラム(インド)(2010年)、モントリオール(カナダ)(2011年)で開催されました。2009年6月には東京にて第9 回受賞者会合、およびHFSP設立20周年記念式典が開催されています。受賞者会合は、各国受賞者の情報・意見交換の場として評判が高く、年々参加者数が増加する傾向にあります。
第12回受賞者会合は、2012年7月に韓国で開催予定です。また2010年度より、基礎生物学の進展にとってブレイクスルーとなる研究成果を上げた研究者に対して授与される中曽根賞(Nakasone Award)が創設されました。2010年はKarl Deisseroth博士(スタンフォード大学)、2011年はMichael Elowitz博士(カリフォルニア工科大学)に授与されました。2012年の受賞者はGina Turrigiano博士(ブランダイス大学)に決定し、第12回HFSPO 受賞者会合において表彰及び記念講演が行われる予定です。
>>受賞者会合詳細(PDF)