ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラムとは

ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム(HFSP)は、1987年のヴェネチア・サミットにおいて、中曽根首相(当時)より提唱した国際プロジェクトであり、生体が持つ複雑なメカニズムの解明を中心とする基礎研究を国際的に共同して推進し、その成果を広く人類全体の利益に供することを目的としています。 この目的の実現のため、1989年にフランス・ストラスブールに国際ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム推進機構(HFSPO)が設置され、1990年度以降、主として国際共同研究に対する研究グラント事業及びフェローシップ事業、受賞者会合開催等の事業を通じて、世界の科学者の国境を越えた研究活動の支援を行っています。

基本原則

本プログラムは,以下の基本原則に基づき実施されています。

  1. 世界の科学者の国境を越えた研究活動への特色のある支援(助成)。研究者の「国際協力」の促進,研究者の「独創性」・「革新性」等の最大限の発揮,「若手研究者」の育成・活用,「学際性」の重視,柔軟な事業の運用。
  2. 研究成果については,科学誌等で広く公表。知的所有権については,HFSPOは権利を主張せず,その帰属については,研究当事者間等で適切に処理。生命倫理については,研究実施国の規則に従う。