研究対象領域

本プログラムの研究対象領域は,以下の通りです。

生体の持つ複雑なメカニズムの解明のための基礎研究分野

当初、本プログラムの研究対象領域は、(B)脳機能の解明のための基礎研究分野、及び(M)分子論的アプローチによる生体機能の解明のための基礎研究分野 の2分野でしたが、研究の発展に伴い、両者を隔てる垣根は消滅しました。その結果、2002年度からは上記の研究対象領域に一本化されました。

(備考)

  1. HFSPの支援を得るためには、学際的な共同研究であることが必須です。審査では、真に学際的な共同研究を含んだプロジェクトが最優先されます。
  2. HFSPの助成対象となるのは基礎研究です。特に重視されるのは、複数の学問分野(化学、物理学、コンピュータサイエンス、工学等)をこれまでにない形で 組み合わせ、基礎生物学の新しい問題を提起し、その解明に取り組む研究です。HFSPは、各分野の第一線で活動している研究者が集まり、共同研究を通し て、基礎生物学の新しい領域を切り開くプロジェクトを支援することを目指しています。
  3. 病態生理学に主軸を置いたプロジェクトは支援の対象とはなりません。応用研究に特化したプロジェクトも対象外です。治療・診断方法の開発のみを目的とした プロジェクトや、作物生産量、バイオレメディエーションといった農業・環境問題に直結したプロジェクトも不適格と見なされます。疾病関連の研究は、基礎的 な生物学的メカニズムに新たな識見をもたらすものに限って、審査の対象となります。
  4. HFSPの支援対象分野は生体分子レベルから生物全体に関する研究まで多岐にわたりますが、個体群や生態系を扱う研究までは対象とはなりません。
  5. 新しい手法の開発や、生物活動の類似体やモデルに関する研究を目的とした共同研究は、基礎研究の支援というHFSPの目的に照らして、新しい生物学的問題の解明につながるものである限り、歓迎されます。
  6. 大規模で体系的なゲノムマッピングまたはゲノム配列解析のみを目的としたプロジェクトは、HFSPの対象とはなりません。ただし、ゲノムデータを利用した 機能研究は対象となります。新しい生物学的要素や試薬の特定を目的とした体系的なスクリーニング(フィッシング・エクスペディション)は、HFSPの支援 対象とはなりません。